代表挨拶

TL経営研修機構代表からのご挨拶
米中の覇権争いの激化、社会格差や自然環境破壊の拡大など、放置できない課題山積の中で生じた新型コロナウイルスのパンデミックは、世界の流動化を一挙に加速させています。
医療危機に加え、経済の急変と停滞が予想される中、企業経営も、大いなる挑戦の時を迎えています。
この事態に対して、高橋佳子先生は、「どのような試練にも必ず1本の白い道がある」と説かれます。
その背景には、人間は永遠の時をかけて進化・成長を求める魂であり、この世界は魂の修行所であること──その大いなる計らいを信じ、応えるという人間観・世界観があります。
「いかなる事態も光・闇混在のカオスであり、いずれを引き出すかは私たちの心と関わり方にかかっている」と受けとめる「カオス発想術」は、この原点に基づく、「まさかの時代」に最も必要な実践哲学であります。
また、その心(内界)の耕しを現実(外界)の問題解決につなぐ内外合一のサイクルを回し続ける中で、まったく新しい解決と創造の道が開き、思わぬ助力にも恵まれる──。そのような体験や成果を頂いた多くの仲間の実践を共有できることも、私たちの歓びです。
今回の「シリーズセミナー」は、高橋先生より、「Golden Path」(絶体絶命の中に開かれる奇跡の道)という名称を頂きました。私たちは、これにお応えし、ぜひ、アフターコロナの時代に経営の世界標準を産み出すGolden Path Builderになりゆくことをめざしたいと思います。
2021年1月
TL経営研修機構代表
久水 宏之(ひさみず ひろゆき)
代表プロフィール
略歴
1931年生まれ。東京大学法学部卒
1953年、日本興業銀行入行、調査部長、常務取締役業務部長を経て、1983年退任
現在、経済評論家として、執筆、講演、経営相談などを行っている。
プロフィール
興銀の中では、調査、企画、証券部門など、日本の産業、金融の基本に関わる業務に携わる。しかし、これまでの欧米主導の経済が前提とした人間観・世界観の限界を痛感。退任して高橋佳子氏に師事し、TL人間学(魂の学)を学び、新しい経済ヴィジョンを求めての評論活動や経営者の研修などに携わってきた。