8月27日(土)~28日(日)、東京プリンスホテルで「TL人間学シリーズセミナー2022第2回」が開催、約1200名が参加しました!

2022年9月2日
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「まさかの時代」に向かうために、本心を知り、人生の目的にアクセスする

8月27日(土)~28日(日)、経営・医療・教育・法務・福祉などの専門分野の方々を対象とした「TL人間学シリーズセミナー2022第2回」が、東京プリンスホテルで開催され、全国から約1200名が参加しました(G.ライブ[インターネットライブ中継]にも配信)。
このシリーズセミナーは、3月に開催された「TL人間学シンポジウム」(詳しくは→コチラ)を経て、「TL人間学」をさらに深く学ぶ1年間の登録制セミナーで、5月に行われた第1回(詳しくは→コチラ)に続き、今回は第2回です(シリーズのテーマは、「2つの扉――『まさかの時代』を生きる究極の選択」)。
新型コロナ感染拡大、ロシアのウクライナ侵攻、安倍元首相の暗殺など、誰も予想しなかったことが起こる「まさかの時代」――。そのような時代をどう生きてゆけばよいのか、高橋先生が今回のセミナーのために収録されたオープニングメッセージ映像を視聴するところから、プログラムが開始しました。
先生は、現在の世界情勢を深く読み解き、各専門分野でも様々な問題点が炙り出されていることを指摘されながら、一方で、この「まさかの時代」にこそ見出すことができる可能性、新たな未来が必ずあるとおっしゃいました。そして、そのためにとりわけ大切なのが、『2つの扉――「まさかの時代」を生きる究極の選択』の中の「7つの智慧」のうち、「本心を知る」こと、「人生の目的を探す」ことであると語られたのです。
続く「全体研修Ⅰ・Ⅱ」では、「本心を知り、人生の目的にアクセスするシート」を通して、1人ひとりが自らの本心に迫ってゆきました。集中した取り組みの合間にはミーティングが行われ、メンバーが一堂に会して学べる歓びと活気があふれていました。

「まさかの時代」への向かい方を、先生のお姿に学ぶ

夕食休憩後、「全体研修Ⅲ」では、「まさかの時代」にどのように向かってゆけばよいのか、7月末にGLAで行われた「かけ橋セミナー」(親子対象)を介在に、先生のお姿に学んでゆきました。
長引くコロナ禍にあって、閉塞感の中にある子どもたちの本心を解放していった「かけ橋セミナー」。ご自身の講演やセミナー全体のカリキュラムだけでなく、そこに関わる青年プロジェクト(ボランティア)メンバーの育み、医療サポート体制の構築、親御さんのための「親研修」、新たな劇の制作と上演、高齢者のための「八ヶ岳フレイル予防教室」の実施など、あらゆる側面からセミナーをつくられた先生。しかもそれは、そこに関わるお1人お1人が、自らの本心と使命を生きる歩みにつながっていた――。その分かち合いに、まさに先生ご自身が「まさかの時代」を生きる最高のモデルであることを深く実感するときとなったのです。

困難から宝を取り出す――高橋先生の講義

2日目、午前中の分野別研修を経た後、経営・医療・教育の各分野からのパネルディスカッションが行われました。本心を知り、本心で関わると、立場を超えて響き合い、これまでにない解決の道が開かれる――。その力強い発表は、新しい潮流形成の兆しとともに、参加者の実践の後押しとなったのです。
そして迎えた先生の講義――。
先生は、著書『2つの扉』に記された「7つの智慧」のうち、第6章の「困難から宝を取り出す」について紐解いてゆかれました。
天災や様々な人災など、人生には困難がつきもの。けれども、「困難から宝を取り出す」智慧は、人生を根こそぎ変える力を持っており、困難は魂の願いを思い出させ、隠されていた個性・可能性を引き出し、人生の道標を示してくれる――。
そして、困難から取り出された光が、人生をどのように導いてゆくのか、老人介護施設を運営する女性を壇上に招かれ、その神理実践報告を通して分かち合ってゆかれたのです。
人生の途上で、本人は意識せずとも、「魂の学」を基に困難と向き合い、その呼びかけに耳を傾け、宝を取り出すことによって、かつてとまったく異なる現在の人生へと導かれた不思議な、しかし、揺るぎない確かさをもった道ゆき――。その人生の軌跡に触れた参加者の方々は、「今、直面している困難にも必ず宝の鉱脈がある」との希望を抱き、それぞれの現場での実践へと向かう志を確かにしていったのです。

参加者の声

ここに自分の魂の使命があると実感した

1日目の先生のメッセージに、ものすごい衝撃を受けました。私は、教育現場にいますが、「日本の命運は教育にかかっている」とお聴きし、そこに自分の魂の使命があると実感しました。そして、今日の先生の講義をお聴きして、これまで「困難は、ただ苦しくて損をすること」と思っていたのですが、「困難からの呼びかけに耳を傾けることで、魂の願いを思い出すことができる」と伺い、本当にその通りだと思いました。「子どもたちを輝かせたい」という願いを思い出しましたし、子どもたちの可能性を引き出すために、本気で関わりを変えてゆきたいです。

(30代男性・教育・近畿)

私がやりたいことはこれだ! やっと出会えた

「困難から宝を取り出す」というお話をお聴きして、自分の人生がここまで導かれてきたことを感じ、感謝の気持ちがあふれました。これから先、どんなことがあっても道は必ずあると信じられる。問題を解決するだけでなく、その人の魂や人生を再生させてゆく「再生法務」という言葉を、今回、初めて教えていただき、「私がやりたいことはこれだ! やっと出会えた」と感じました。依頼者の皆様が笑顔になり、よりよい人生を歩んでいただけるように力を尽くしたいと思いました。

(30代女性・法務・九州)

皆さんの心のつかみ方、現実の捉え方に学ばせていただいた

私は、障害のある方のグループホームの現場で働きつつ、管理者もしています。先生の講義をお聴きして、「声を発することができない方、様々な障害がある方々に、私はまだ応えられていない」と心から突き上げてくるものがありました。また、シートの取り組みでは、皆さんの心のつかみ方、現実の捉え方に学ばせていただき、具体的な仕事のアドバイスも頂き、「本当に来てよかった!」と思い、とても励みになりました。これから、「魂の学」を基とした福祉の学びをベースとして、障害の方々に関わってゆきたいと思います。

(40代男性・福祉・東北)

私も自分の現実の中から絶対に宝を掘り当てたい

実践報告で、人生に訪れる困難の中から宝を取り出す生き方を見せていただき、「私も自分の現実の中から絶対に宝を掘り当てたい」と思いました。私は今、病院の院長をしていますが、院長という責任を引き受けることが、自分にとってのチャレンジで、これまで逃げていた自分が、見えない力に押し出されたように感じています。今回のセミナーに参加して、「癒やしたい」「助けたい」という願いがクリアになりました。目の前の患者さんをどうしたら癒やすことができるのかを考えながら、日々の診療に向かってゆきます。

(50代男性・医療・東京)

この場は、人間を磨く素晴らしい場

先生の講義は、本当に感動して、涙が出ました。「先生のおっしゃっていることは真実だ」と思いました。実践報告も素晴らしく、一生懸命生きているパワーが伝わってきて、私も、今、試練の渦中にありますが、勇気を頂きました。やはり人と人との信頼関係が大切なのですね。相手の魂も、自分の魂も信じて頑張りたいと思います。この場は、人間を磨く素晴らしい場です。

(70代男性・経営・中京)

「TL人間学シリーズセミナー2022第3回」は、12月17日(土)~18日(日)に開催されます(東京プリンスホテルからの発信)。