「Golden Pathシリーズセミナー」開催のご案内

絶体絶命の中に開かれる奇跡の道

Golden Path！そこにはめざすべき青写真があり、新たな挑戦を志す響きがあります。新型コロナが世界を席巻し、「まさか」が連続する中、先の見えない不安を多くの方々が抱えていらっしゃいます。しかし、このセミナーをご指導くださる高橋佳子先生は、いかなる試練も闇・光混在のカオスと受けとめ、私たちがその内側（心）を転換し、外側(現実)につなぐ内外合一の実践を重ねることによって、必ず新たな解決と創造の道が開かれる「カオス発想術」を説かれています。
それは、「人間は永遠をかけて成長する魂」という原点に依拠するTL人間学実践の一環であります。私たちは、この揺るがぬ中心軸に基づいて、経営、医療、教育などの様々な専門分野の現場において、直面する問題を解決し、新たな現実を創造する取り組みを重ねた結果、これを実証する数多の実践者が生まれています。
皆様が、この試練の中で切実に求められていることにもぜひお応えしたいと願っています。1人でも多くの方のご参加を心よりお待ちしています。

2020年11月
TL経営研修機構代表久水宏之

実践レポート

財務諸表に映し出された自分の心を転換し、元気な会社に

私は、ユニフォームの製造販売会社を経営しています。本年はコロナ禍で2月の売上が昨年比72％となり、不安でいっぱいでした。しかし、高橋佳子先生が開講された「財務諸表入門講座」に参加して驚きました。財務諸表の数字と経営者の心の傾きが一体であることがわかったのです。弊社の財務諸表3期分を見た担当講師の「経営者の拡大的、独善的想念がBS、PLに現れています」との言葉に衝撃を受けました。会社の苦境の原因は私の心の傾きだった。「利益が出ればそれでよし」という自己流の経営を見直して、幹部や社員との対話を大切にし、思い切って経営の偏りを改めたところ、会社全体が元気になり、11月現在、売上累計は昨年比111％で推移しています。大変な智慧を頂き感謝に堪えません。

新型コロナウイルスが開く地域医療の道

感染症の専門医として、病院の新型コロナウイルス対策の責任者を務めることになり、未知のウイルスを前に先が見えない不安と恐怖を感じる日々が続きました。その私を救ったのは、このセミナーにおける高橋先生の「事態はカオス。カオスは光転と暗転の両側面を持ち、どのような結果を引き出すかは自らの内面と行動に深く関わっている」というお言葉でした。それまでの「私の言う通りにして当然」という想いをとどめ、1人ひとりの言葉に耳を傾けてゆくと、不思議なことに事態を打開するヒントが与えられ、解決の道を一緒に歩めるようになったのです。まだ問題は山積していますが、コロナが職員間の連携を推し進め、地域を守る基幹病院へと導いてくれているのを感じています。

全人的ケアの実現のために

私は、大学病院で臨床・研究・教育に従事する中で、現代医療への疑問を感じ、「ヒト」に対する医療を「人」に対する医療に変えることを願って、情報提供、スピリチュアルケア、対話の医療に取り組んできました。大学教員の先輩に誘われて参加した高橋佳子先生の講演会では、図や動画を駆使して魂の存在としての人間の生き方が理論的にわかりやすく解説され、実践報告では長い経過の中で導かれた会員の成長の様子を見せていただき、教育者のロールモデルとしても魅せられました。大学の定年退職後にも、医療者にはスピリチュアルケアの必要性と方法の理解・実践に、患者や一般市民には医療との上手なつき合い方の教育に取り組み、全人的ケアの実現のために尽力したいと考えています。