トータルライフ総合事務局

2016TL人間学セミナーレポート
運命の逆転――奇跡は1つの選択から始まる

2016.10.04
10月1日(土)~2日(日)、「2015TL人間学セミナー」がザ・プリンスパークタワー東京で開催されました。

全国・海外から、経営・医療・教育等の専門分野の方々約1000名が参加

会場写真

10月1日(土)~2日(日)、ザ・プリンスパークタワー東京にて、経営・医療・教育等の専門分野の方々を対象とした「2016TL人間学セミナー」(トータルライフ総合事務局主催)が開催され、全国・海外から約1000名が参加しました。

テーマは、「運命の逆転──奇跡は1つの選択から始まる」──。各業界のフロントランナーが、心と現実のつながりを学び、運命の逆転を起こしてゆく歩み出しのセミナーとなりました。

「運命の逆転」に向けての第一歩、「心で心を掴む」体験へ

プログラムは、セミナーの基調となる高橋佳子先生のオープニングメッセージから始まりました。高橋先生は、混迷を極めるこの世界にあって、今、何よりも切実に求められているものは理想と現実をつなぐ力であり、その力は魂の内から生まれてくること、そして魂の可能性を引き出してくれるのがまさにTL人間学、「魂の学」であることを説き明かしてゆかれました。

続く全体研修は、その魂の力を発揮してゆくために、高橋先生が本セミナーに向けて考案された教材シートへの取り組みです。参加者は、高橋先生がシートの取り組み方や留意点などを詳しく解説された収録映像に導かれ、「止観シート」による「心を心で掴む」体験へと誘われてゆきました。目の前の問題は可能性と制約を孕むカオスであり、そのカオスを見ている「心の鏡」の精度を上げるために、電光石火のごとき心の動きを意識化し、『新・祈りのみち』で心の奥に眠る「本心」を訊ねていったのです。

「逃げていて問題をそのままにしていた」「人間関係をぎくしゃくさせていたのは、この心だった」・・・・・・等々、そのような心と現実の密接なつながりに除々に目が開かれ、一人ひとりの中から後悔や願いが湧き上がるときとなりました。

夜の研修では、心を磨く実践的研鑽の場であるGLAの「プロジェクト活動」(ボランティア)によって、運命を逆転した1人の経営者の歩みが紹介されました。「人間はここまで変わることができるのか!」という驚きと、「魂の学」の実践にこそ、理想と現実をつなぐ道があることを皆が実感していったのです。

2日目の午前中、各分野に分かれての研鑽では、分野に特化した身近な事例の分かち合いを基にさらに深くシートに取り組み、本心に軸足を置いて問題を眺めることで、可能性と制約が不思議なほどクリアに見えてくることを発見してゆきました。

再び全分野が一堂に会して行われたパネルディスカッションでは、運命を逆転させ、自分を超えて、関わる人々や現場を光転させていった様々な実践が発表され、会場からは大きな拍手が送られました。

「言い訳宇宙」を撃破し、カオスから青写真を取り出す

そして迎えた高橋先生の講演──。

高橋先生は、イギリスのEU離脱、アメリカの大統領選挙などを例に、カオスには青写真があり、その青写真を取り出せるか否かはそれぞれの人間力、心の力にかかっていることを説いてゆかれました。

カオスを前にすると、私たちの心には、「時間がないから」「わかってくれないから」「難しいから」・・・・・・等々、「◯◯だからできない」といった多くの言い訳であふれてしまう。それは、いわば「言い訳宇宙」──。私たちが「言い訳宇宙」を心に抱えていると、そのブラックホールに吸い込まれるように、心のエネルギーは奪われ、カオスの青写真に向かう力を失ってしまう。

そして、高橋先生は、「できないこと」と「しないこと」、さらには「本当にできないゾーン」と「できるのにしないゾーン」があることをヴィジュアルツールを駆使して示し、「言い訳宇宙」を撃破し、カオスの青写真を結晶化させるためにはそれらのゾーンをしっかりと弁別することが大切であると説かれたのです。

さらに、都内で訪問看護ステーションの所長を務める女性を壇上に招き、「言い訳宇宙」を脱し、地域と一つになって認知症予防に取り組み、日本における先進的な地域包括ケアシステムづくりを始めている実践を紹介してゆかれました。その歩みは、生まれ育ちの中で思うにままならない世界を味わったからこそ、患者さんが輝き、自由で平等な世界をつくりたいという願いに導かれていたこと、そしてその願いは、今世にとどまらない魂の願いであることを紐解かれたのです。

まさに、心と魂によって現実を大きく変えていった、「運命の逆転」の物語でした。

最後に高橋先生は、「これが私の人生、これが会社と決めつけないでください。皆さんには、まだ余地がある。皆さんが輝くと、社員、患者さん、子どもたちが輝きます。皆さんが思う以上に周りは輝きます。そのような今年、来年を生きることができるように──」と力強く締めくくられました。

「何としても運命の逆転を起こしたい!」──。そんな強い志を胸に、参加者はそれぞれの実践の現場に旅立っていったのです。

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なお、2016年12月より、経営・医療・教育等の専門分野の方々を対象とした新たなシリーズ研鑽が始まります(「第6次ネクステージ シリーズセミナー」第1回、12月17日〔土〕~18日〔日〕)。

詳しくは、下記までお問い合わせください。

トータルライフ総合事務局 TEL:0120-945-313(受付時間:10:00~20:00)

オムニバス写真

参加者の方々の声

自らの中心軸をつくり、皆で響働しなければ、運命は逆転できない

いろいろな言い訳をして、「できるのにしない」でいること、自分を守ろうとしている自分がいることを感じました。その「できるのにしないこと」をしてゆくことで、結果的に「できること」を増やしてゆけるというお話は、心にズシンと来ました。今回、抱えている問題に取り組んで、『新・祈りのみち』を読んだときに、自分一人で何とかしようとしていることがわかりました。自分の中心軸をつくりつつ、皆で響働してゆかなければ、運命は逆転できないと肝に銘じました。今までに逆戻りしないように頑張ります。
60代男性・経営・、北海道・初参加

患者を魂の存在として見る看護師になるために、鍛錬してゆきたい

ずっと自分の中で「何かしなくちゃいけない。果たしたいことが必ずある」と思っていたのですが、なかなか一歩を踏み出せない自分がいました。「心の気持ちと魂の気持ちは違う」という高橋先生の最後の言葉がすごく心に響いて、「だから一歩が踏み出せなかったんだ!」とわかりました。患者を魂の存在として見る医療者が増えたら、世界は一変すると思います。私もその一人になれるように、また今回意識化した看護師としての願いを絶対忘れないように、心に深く刻んで一生懸命鍛錬してゆきます。
20代女性・看護・東京

「やろうと思ったら、不可能はない」と心に刻み、現場で挑戦したい!

実践報告は、涙が止まりませんでした。今、立ち上がれないくらい感動しています。本当に世界の見方が変わってしまいました。「◯◯だからできない」と言い訳をしていた自分に、「何をしてきたんだろう」と後悔があふれてきました。今まで歪んだ「心の鏡」で現実を見ていたことがよくわかり、「こうやってゆけば、運命は逆転できるんだ」と感じています。「やろうと思ったら、不可能はない」と心に刻んで、私も現場で挑戦してゆきたいと思います。魂の願いに近づきたい想いでいっぱいです。
40代女性・看護・東京

「すること」の連なりで、現場を変えてゆきたい

事態を自分の「心の鏡」で見ていることを見抜くことが大切だと思いました。「止観シート」で心を見つめ、『新・祈りのみち』で心を浄化してゆくこと、また「すること」の連なりで現場を変えてゆけることがわかりました。人間の尊厳と深さを感じる実践報告を見て、「私も必然深度を感じながら、日々の生活や現場で心を転換し、関わる中で皆を光転へと導いてゆきたい」と思いました。
40代男性・教育・近畿・初参加

「運命の逆転は自分次第。私も必ずできる」と思ったい

「止観シート」では、違った自分の一面を見ることができ、一つ一つの出来事やつぶやきには理由があることを学びました。これまで、そこまで考えたことはなく、「心を心で掴む」という体験は初めてでした。一つ一つ試練を乗り越えて、地域が元気になっていった実践報告の歩みは、今後、日本全国に広がってゆくと思いました。このように人々を導くTL人間学は、とても深いものだと感じています。「できるのにしないこと」は自分の中にもあると思います。「運命の逆転」は自分次第──。「私は必ずできる。したい」と思っています。
50代男性・教育・東京

文責:トータルライフ総合事務局