トータルライフ総合事務局

コラム「元気が出る経営と経済」Revitalized Economy & Management

第三回 新しいパラダイムによる経営が開く未来

『人間復興への道』『世界復興への道』

そのような世界、宇宙の仕組みを創られた“大いなる存在と人間との絆(縦の絆)”、そして“私たちが永遠をかけて深化、成長をし続ける魂であることの自覚(横の絆)”を高橋先生は、世界と人間の基幹に関わる根本の絆であるとして「ビッグクロスとの絆」と呼ばれています。高橋先生はこうした前提の上に、21世紀の始まりに、新しい文明潮流を「ジェネシスプロジェクト」として起動することを宣言されました。

ジェネシスとはすべての始まりのことであり、創世記の“創世”にあたります。その始まりの時がこの大きな時の節目である「今」であり、場はこの日本においてであることは何を意味するのでしょうか。その意味は計り知れないことですが、大切に受けとめたいと思うのです。

それは「ビッグクロスとの再結」を土台として「人間復興への道」、「世界復興への道」を生きる、この三つの行動原則(三つのアジェンダ)によって創られるものです。

このような人間観、世界観に基づいて社会の風土やシステムや文明をあらゆる側面で見直し、組み直してゆくことができれば、確かにこれまでの文明の歪みは根本から解決することができます。

高橋先生は、そのような新しい歴史の始まりは、「一人ひとりの『受発色革命』から始まる」と言われます。名も無き一人ひとりの「私が変わります。その私が世界と新しい関係を結びます」(詳しくは『新しい力』『私が変わります宣言』高橋佳子著、三宝出版刊)という宣言によって、そしてそれが生き続けられることによって歴史がつくられてゆく。それはこれまでの永い間かつてなかったことであると思います。

このような高橋先生の人間観、世界観、そしてそれを、民族や国の違いをこえて誰にも実践できるように用意されている具体的なステップは、世界、時代がまさに今求めているものであると思います。

それは同時に、人間の遙けき歴史の中で、洋の東西を問わず多くの先人たちが探求し、実践し、伝承しようとしてきた「神理の大河」の粋でもあります。私たちはその実践によって問題の解決や創造において思いもかけぬ大きな成果をあげることができたことに安住せず、この新しい人間観、世界観を新しい文明の潮流起こしに結んでゆくために、最大限の努力をする責任があると思うのです。

高橋先生はこの新しい根本思想を「あらゆる存在と生命のためのトータルライフ(TL)人間学」、とも呼んでこられました。その意味は、“精神(世界)”と“現象(世界)”の融合によって、あらゆる存在と生命がその働き(使命)を全開することができ、人間と世界の調和がより深く創造されてゆく道がここにある、ということだと思います。